辺めぐみさん
第3回試験(2017年10月)ベーシック・コース合格
50代に突入してから筋トレを始めて、昨年はNPCJ(※1)主催のコンテストにも挑戦した渡辺めぐみさん。この先も健康であり続けるために、必要な知識も身に付けたいと日本健康マスター検定(通称:健検)に取り組みました。受験後、渡辺さんの毎日に変化はあったのでしょうか、お話を聞きました。
――始めに、健検を受験しようと思ったキッカケを教えてください。
「70歳までは元気に生活できる」という自信はありましたが、50歳を過ぎると、「ちょっと歩いただけなのに息切れがするなぁ」とか「これって健康にいいの?」などと思うことが多くなって…。それで筋トレをスタートさせました。この資格試験の存在を知ったのは、「健康寿命を延ばすには正しい知識も必要だ」と思い始めたときです。私にとってまさに絶好の機会でした。
――テキストを読んで、食事面について新たに気付いたことはありますか?
日本人が“塩分を摂り過ぎている”ということですね。私はおばあちゃん子で、子どものころからお漬物、おせんべい、日本茶のある生活に慣れ親しんできました。今でもお漬物は大好きです。なので、日本人の食塩摂取量の平均が10gに対して、目標値は5g未満であると知ってドキっとしました。しかも、テキストには摂り過ぎるとどうなるかということまでハッキリ書いてあるんです。おかげで、「これは本気で気を付けなくては」と決心することができました。
ほかにもまだあります。実は最近、「若いころと同じ量、同じものを食べているのに、どうして体重は増えていくんだろう?」と気になっていたんです。基本的には、食べたいものを食べてストレスをためないようにしているので、“1日約240kcal減の食事を心がける”という説明を読んで「これだ!」と思いました。例えば、菓子パンや調理パン1個の平均が500kcal近くあるとします。今までは、おやつ代わりに1個ペロリと食べていましたが、半分だけにしよう! そういう意識が芽生えましたね。
――運動面で新たに気付いたことも教えてください。
もともと、移動するときもなるべく電車を利用して、歩くことを心がけていました。筋トレを始めてから、まだまだ有酸素運動が足りていないことに気づきましたが、運動量を増やすのはそう簡単じゃないですよね。でも、“体を動かす時間を1日10分間増やせばいい”と知ってから、時間があるときは目的地のひと駅前で降りて歩いたり、テレビを見ているときに座ったまま足上げ運動をしたり。この“+10(プラス・テン)”という発想が気に入って実践しています。わざわざ時間を作らなくても、ながら運動でもいいんですから。
――最後に、これから受験を考えている読者にメッセージをお願いします。
とにかくこのテキストを読んでみてください。だれもが「なるほど!」と納得することばかりです。読んだ内容をしっかり記憶できれば、自分自身の健康維持に役立ちますし、資格試験にも合格できると思います。健康寿命を少しでも延ばして、医療費をかけずにすむ体を目指しましょう!
※1 ボディービル、フィジーク、ビキニをはじめとした、フィットネスを愛するアスリート支援企業
PROFILE
渡辺めぐみ
1964年1月24日、神奈川県生まれ。趣味は、野球観戦とゴルフ。1982年「ときめきTouch Me」で歌手デビュー後、舞台やミュージカル、タレント活動を中心に活躍中。昨年から筋トレを始め、NPCJ主催のコンテストにも挑戦。
オフィシャルブログ
https://ameblo.jp/megumi-watanabe1964/
文/石橋紀 撮影/小林穂澄