人生100年時代!ウエルビーイング実現に向け、ヘルスリテラシー(健康リテラシー)を身につけよう。
医療技術は日々進歩していますが、健康に問題や不安を抱える人は少なくありません。介護などを必要とせず、自立して日常生活を送れる期間のことを”健康寿命”といいますが、日本の平均寿命と健康寿命の間には、男性で約9年、女性で約12年の差があります (平成25 年厚生労働省調べ)。
今後の人生100年時代に向け、職域、地域、学域において必要な健康知識とそれを活かすためのスキル 「ヘルスリテラシー(=健康リテラシー)」が、ますます重要となっています。当協会は、仕事や生活、学業に関わる上記能力の向上に向け、2017年に「日本健康マスター検定」【健検】を創設し、ウエルビーイング社会の実現に貢献してまいります。
本検定の特徴
特定の疾病、健康テーマだけでなく、健康全般を体系的にカバーする「ヘルスリテラシー(=健康リテラシー)」の向上をはかる検定で、国の「健康日本21」などの健康政策に準拠しています。
日本医師会が監修協力/後援、文部科学省、日本歯科医師会、日本看護協会、日本薬剤師会など多くの健康関連諸団体、神奈川県ほか自治体の後援をいただき、信頼性の高い検定です。
問題、公式テキストは、健康・医療分野の多くのトップクラスの専門メンバーによる総合監修委員会で作成、監修しており、最新の知見、情報を盛り込みつつ、日々の生活や仕事に役立つ実践的な健康知識 ・ノウハウをわかりやすく学べます。さらに単なる健康知識にとどまらず、必要な健康情報を得たり、情報の真偽を見極められるスキルも身につきます。
合格者は、【健康マスター】の資格が取得でき、地域や職場、学校における健康リーダーとして活躍の場が広がり、健康関連業務に携わるビジネスパーソンにとってのレベル向上にもつながります。
第17回試験よりCBT(Computer Based Testing/かんたんパソコン試験)方式へ移行
2023年3月実施の第17回試験より、健康マスター検定【健検】は、受検者の皆さまにとっての利便性を高め“よりつかえる健検”にするため、CBT(Computer Based Testing/かんたんパソコン試験)方式【健検CBT】に移行いたします。
<これまでの試験からの主な変更、継続ポイント>
① 試験の仕様が変更
・健康マスター(これまでの「健康マスター・べーシック」)
・健康マスター・エキスパート(
② 試験日が「同一日同時刻開催」→「複数日複数時間開催」、申込日時変更が可能
・一定期間の複数日時より選択して申し込みができます。
・試験日3日前17時まで日時変更が可能となります
③ 全国47都道府県のCBT試験会場で受検が可能
・これまで試験会場がなかった以下の10県でも受検が可能となります。
(予定;秋田/富山/石川/茨城/山梨/福井/三重/鳥取/山口/徳島)
④ 団体マイページで、CBT試験申込状況、合否結果を把握可能
・団体コードを個人プロフィール欄に記入申し込まれた貴社社員の皆さまについては、これまで通り団体マイページにて、その申込状況、合否結果の把握ができます。
⑤ 個人マイページで、CBT試験申込完了と合否が把握可能
・個人マイページから、試験の申込完了状況や結果通知、合否結果ついては、受検者個人が確認できます。
合格するとどうなる?
健康生活に必要な一定レベルの”ヘルスリテラシー(=健康リテラシー)”が習得できます。
健康知識、健康増進ノウハウや、多くの健康情報の正否をみきわめ、正確な健康関連情報にアクセスできるスキルが身につきます。
「健康マスター」として認証され、活躍の場が拡がります。
合格者は「健康マスター/健康マスター・エキスパート」として協会から認められ、名刺や履歴書等に記載できます(4 年間有効)。職場や地域のニーズにあった、幅広い活躍が期待できます。
※第17回試験より。『健康マスター・ベーシック』を『健康マスター』に改称
健康関連ビジネスの強力なコミュニケーション・ツールとして活かせます。
ヘルスリテラシー(=健康リテラシー)の向上により、サービスのレベル向上にも確実につながります。また、食や運動、美容、保険サービスなどのウェルネス周辺業種でも、お客様に対し、最新の正しい健康知識で対応できるようになります。
その他さまざまな企業、自治体、教育機関との連携で、合格者の活躍機会をさらに拡げていきます。
学習内容および出題範囲
〈検定で出題される内容〉
『日本健康マスター検定公式テキスト 増補改訂第2版』をベースに、「健康日本21」など、健康づくりに関するさまざまな国の指針に基づき、以下のテーマで構成されます。
- 健康リテラシーの重要性
- 食生活と健康
- 嗜好の見直し
- 運動と健康
- 睡眠と心の健康
- がん対策
- 救急の知識
- 高齢の家族の健康
- 女性の健康
- 口の健康
- 感染症の予防
- 健康を支える仕組み
- 健康の啓発(エキスパートのみ)
※『日本健康マスター検定公式テキスト 増補改訂版』も引き続きご使用いただけます。公式テキスト販売ページの注意事項を御確認ください
過去問題
たとえば、こんな方々が活用!
社員の健康をきちんと管理したい 人事・健保担当者
履歴書に書ける武器を持ちたい 学生
顧客の相談にも的確に答えたい ウェルネスサービス従事者
自分の健康維持に不安を感じている シニア層
より幅広い知識を仕事に活かしたい 健康関連有資格者
問題・テキスト総合監修委員会メンバー一覧
委員長 | 羽鳥 裕 日本医師会 前・常任理事 |
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委員 (五十音順) |
岡 浩一朗 早稲田大学スポーツ科学学術院教授(人間科学) 岡部 信彦 川崎市健康安全研究所 所長 尾崎 哲則 日本大学特任教授(歯学部) 津金 昌一郎 国立健康・栄養研究所 所長 中井 章人 日本医科大学 教授(産婦人科) 中村 耕三 東京大学 名誉教授(整形外科) 中村 丁次 神奈川県立保健福祉大学 学長 野村 総一郎 防衛医科大学校 名誉教授(精神科) 福田 洋 順天堂大学大学院特任教授(先端予防医学・健康情報学) 村中 峯子 宮城大学准教授 |