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大島麻衣さんインタビュー

学んだことを意識するだけでも  
日常生活は変わると思う!

大島麻衣さん

第2回試験(2017年6月)ベーシック・コース合格


国民的アイドルグループを卒業後、タレントとして活躍の場を広げている大島麻衣さん。人を元気にさせる笑顔と親しみやすい人柄で人気を集めています。自ら「健康おたく」だと明かす大島さん。日本健康マスター検定を受験して、生活に変化はあったのでしょうか。

――健検を受験しようと思ったキッカケを教えてください。
NHKの「ガッテン!」という番組に出させていただいてから、健康について興味を持ち始めました。番組を通じていろいろ学んでいますが、健康に関する基本的な知識を身に付けたいと思っていたので、この資格試験は絶好の機会だったのかもしれません。合格してホッとしています。

――勉強してみて、食生活について改めて気づいたことはありましたか?
いろいろありましたよ! 例えば、1日にとってよい食塩の目標値。世界基準が1日5g未満だと知って「えっ、そんなちょっとなの?」と驚きました。それと、野菜の摂取量ですね。生野菜なら両手のひら5杯分くらいですって。毎日となると、結構大変な量ですよね。

ただ今回、「食事だけで不足してしまう場合は、野菜ジュースなどで補ってもよい」と学びました。そういうものに頼ってもよいのであれば、「できそう」だと思えませんか? いろいろな情報がある中、こういう公式なところが勧める内容であれば、信用できますし。

もうひとつ。私、ワインが好きでよく飲みますが「女性は2杯まで」だそうです(苦笑)。この事実を知ってから、不思議と暴飲しなくなりました。周りの人に学んだ知識を伝えていながら、自分がいい加減ではいけないと思って。意識するだけでも、生活って変わるんですね。

――運動面で新たに気づいたことも教えてください。
運動は大切という自覚はありましたが、体幹を鍛えていれば大丈夫と思っていたんです。でも、足腰が弱くなると、年を重ねるごとに転倒のリスクが高まると学んでから、運動の内容も少し変わってきました。

それまでも、スポーツジムに通うのが苦手で、ながら運動でまかなっていたんです。最近は、ながら時間がもっと増えて、エスカレーターを使わずに階段を登ったり、カートに頼らないで重い荷物を片手ずつ5分交替で持ったり。日常生活でできることを最大限やっています。

「1時間走れ!」と言われたら無理でも、1日のうち、どこかで10分歩けばいいということなら、だれでもすぐにできそうですよね。テキストには、今すぐ始められる運動例がいろいろ載っていて、すごく参考になりました。

――みなさんに伝えたいことはありますか?
健康を気にする人って女性の方が多いですよね。でも、メタボとか肥満の方は男性に多い気がするので、男性にも受けて欲しい検定だと思いました。私も、次は「エキスパートコース」を目指します。もうすっかり「健康おたく」です(笑)。NHKの「ガッテン!」で、私の発言が今後どう変わるか? 言葉に重みが出たか? ぜひ注目してください。

 

PROFILE

大島麻衣
1987年9月11日、千葉県生まれ。A型。
テレビ番組を中心にアパレルブランドのプロデュースやモデルとしても活躍。現在はNHK『ガッテン!』のほか、中京テレビ「はやりば」、東海テレビ『バナナスクール2』など6本のレギュラー番組に出演中。
オフィシャルブログ
https://ameblo.jp/oshimamai/

文/石橋紀 撮影/齋藤ジン