公開日:2016年06月06日
例題の答え
問 次の文章のうち「機能性表示食品」の説明として不適切なものを1つ選びなさい。
問 「身体活動・運動」不足に関して、不適切な説明はどれでしょう。
「機能性表示食品」は消費者庁が平成27年4月に導入した、保健機能食品の表示方法の1つです。従来の「特定保健用食品(トクホ)」「栄養機能食品」と異なり、販売前に安全性及び機能性の科学的根拠に関する情報を消費者庁長官に届け出れば、消費者庁長官の個別の許可を受ける必要なく表示することが可能になりました。「特定保健用食品」では、食品ごとに有効性や安全性に係るヒト試験が必須でしたが、これは許可手続きに時間と費用がかかり、中小事業者にとってはハードルが高いものでした。また、「特定保健用食品」では、生鮮食品の認可実績はありませんでしたが、新制度によって、世界で初めて、生鮮食品にも機能性表示が認められることになりました。 本制度については、表示方法や試験内容に関して、引き続き議論がなされています。この制度を私たちの健康生活により役立つものにするためにも、関心を持ち、正しい理解と活用を心がけましょう。
ポッコリとしたおなかが特徴の内臓脂肪型肥満です。
認知症やうつ病の発症率は、「身体活動・運動量」が多いほど下がり、座って行う作業やテレビの鑑賞時間が長いほど増えることがわかっています。
日本人のリスク要因別の関連死亡者数(男女計)の1位は「喫煙」、2位「高血圧」で、3位が「身体活動・運動不足」です。
体を動かさないと、生活習慣病が発症しやすくなるだけでなく、「骨粗しょう症」や転倒、骨折も起こりやすくなります。ロコモティブシンドロームとは、運動器の障害により移動機能が低下した状態のことをいいます。