高田紗千子(梅小鉢)さん
第2回試験(2017年6月)ベーシック・コース合格
数々のものまねレパートリーを披露して、注目を集めているお笑いコンビ・梅小鉢の高田紗千子さん。プライベートでは今年1月に結婚を発表しました。夫の健康にも気遣いたいと挑戦した日本健康マスター検定、学んだことを実生活にどう生かしているのか聞きました。
――健検合格、おめでとうございます。受験しようと思ったキッカケを教えてください。
健康についてもともと関心はありましたが、結婚して一層強くなったかもしれません。2人ともアラフォーですし、主人のお腹はポッコリ気味ですし(苦笑)。もっと健康に気をつけなくちゃと思っていたときに、この資格試験のことを知り挑戦することにしました。
――勉強して健康に対する意識は変わりましたか?
変わりましたね。まずは運動。特に、主人にはしっかり運動してもらわないと!と思いました。実際、走り始めたんですよ。私も自転車を走らせて一緒に運動しています。また、ながら運動でも効果があると気づけたことも、大きな収穫でした。
次に食事です。塩味が好きで、何にでもお塩を振って食べていたので、「塩分の取り過ぎは病気を招く」と知ってハッとしました。カラダにいいと言われる和食でさえ、塩分には気を配らなければいけないだなんてビックリ。勉強してから、味の濃いおかずのときはお味噌汁をちょっと薄くするなど、全体のバランスを考えて料理するようになりました。
――「実はこれってよくなかったんだ」と気付いたことはほかにもありますか?
主人がぽっちゃり系なので、摂取カロリーを減らすことに専念していたんです。炭酸飲料も、カロリーゼロを選べば大丈夫と高をくくっていました。でも、そうじゃなかったんですよね。むやみにカロリーを減らすと筋肉が落ちるという事実には、ぞっとしました。
睡眠に関しても気づきがありましたよ。仕事柄、起きる時間や寝る時間が不規則になりがちで、睡眠時間を確保することを優先していました。ですが、大切なのは量よりも質だったんです。テキストには、睡眠の質を上げるために今すぐできることが書いてあり、とても参考になりました。これを機に、狂った体内時計をちゃんと整えようと思います。
一方で、「やっててよかった!」と思うこともありました。普段からよく飲む緑茶やコーヒーが、がん予防に関わっているということを学んだときです。好きで続けていた習慣が、カラダにとてもいいとわかると、得した気分になりますね。ほかにもまだあるかも!と調べたくなっちゃいました。
――最後に、これから受験を考えている読者にメッセージをお願いします。
試験勉強といっても、必死で知識を詰め込んだわけではありません。日々の生活に生かしていけるヒントを、楽しみながら学ぶことができたという感じです。特別なことをしなくても、お金をかけなくても変わることができる! そのことに気づけて本当によかったと思っています。ぜひチャレンジして、一緒に健康生活を目指しましょう。
PROFILE
高田紗千子(梅小鉢)
1981年1月20日、京都府生まれ。B型。2000年にお笑いコンビ「梅小鉢」を結成。個人では、とんねるずのみなさんのおかげでした「博士と助手~細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」で菅野美穂さんのモノマネが話題に。他にも持田香織さんや安めぐみさんなどモノマネレパートリーは多数。現在テレビ神奈川にて毎週(日)9:30~10:00放送の「カナフルTV」に梅小鉢で出演中。日本テレビ特番「ものまねグランプリ」にも出演中。
https://ameblo.jp/st-kobachi/
文/石橋紀 撮影/齋藤ジン