MENU

CLOSE

健康は楽しく食べることから! きのこたっぷりのヘルシー食

実際の医療現場に従事されている皆さまに執筆いただき、健康に役立つコラムを展開しています。コラムカテゴリは健康マスター検定の公式テキストカテゴリーに揃えています。
公式テキストと照らしあわせていただくことで、幅広い学習をしていただけます

健康は楽しく食べることから! きのこたっぷりのヘルシー食 

皆さんは毎日の食事を楽しんでいますか? それは毎食? たまに?もしくは、楽しむって何??と思う方もいらっしゃるかもしれません。 今回は五感をフル回転させ、楽しむ、感じる事を思い出して頂けたらと思います。

 

五感は普段の生活の中で大切な役割をしています

例えば、旅先だと普段の生活を忘れ新しい事でワクワクしますよね。どこに行こう。何を食べよう。何を着ていこう。

去年の今時分に、私はパリで生活をしていました。パリの街にはブーランジェリー(パン屋)がいくつもあり、朝近くを通るだけで焼きたてのパンの香りに、私は毎朝幸せを感じていました。(現実は通る時間がまだ開店前なので香りで我慢なのですが…)

当初あまり、語学が上手くなかったので食べたい物を初めて購入できた時、とても嬉しくて大切に食べた事を今でも覚えています。

パリの街に多いブーランジェリー(パン屋)

はじめは、そのパン屋で伝える事が出来ずに、違う物で我慢した事がありました。まずくはなく空腹は満たされましたが、嬉しくも楽しくもなかったのが正直な感想です。その感情は普段の生活の見えないストレスと同じかなと、ふと感じました。

見えないストレスを軽減するのも、実は楽しく食べることから。 この夏、ビアガーデンやバーベキューに行かれる方も多いと思います。 楽しそうな雰囲気、美味しそうな匂い。そこでついついしてしまうのが、肉ばかり食べる。みんなで、わいわい楽しみながら食事をすると、副交感神経が刺激されリラックスにもつながりますし、網などで焼くときに余分な脂が落ちるので比較的ヘルシーですが、バランスの良い食事とは言えません。

 

まずは野菜から食べて血糖値の上昇を緩やかに

もうお気づきかと思いますが、そうです、まずは野菜から食べる。ご存じの方も多いかとは思いますが、野菜から食べると血糖値の上昇を緩やかになるだけではなく、満腹感も得られるので食べ過ぎを防いでくれます。

野菜をたっぷり食べましょう(パリの野菜売り場)

ヘルシーで野菜も楽しめる1品を紹介します。

 キノコたっぷりアヒージョ

【 材料 】

  • マッシュルーム
  • 椎茸
  • エリンギ
  • ミニトマト
  • ニンニク
  • オリーブオイル
  • 塩、胡椒
  • 鷹の爪(お好みで)

【作り方 】

1.きのこ類は石づきを取り、4分1に切り分けておく。

2.アルミ鍋(使い捨てでOK)にオリーブオイル以外全て入れる。

3.②に材料がひたひたぐらいにオリーブオイルを入れて火にかける。

4.きのこがしんなりすれば、塩コショウで味を整えて完成。

アヒージョはオリーブオイルとニンニクで煮込むスペイン料理のこと。シンプルな材料でもきのこの旨味がオイルに染み出し美味しさ満点です。また、オリーブオイルには不飽和脂肪酸だけではなく、鉄分やビタミン類など同時に摂取するとその他の栄養素の吸収を高めてくれる作用もあります。なので、私はトマトを入れることをオススメします。(ヘタを取るだけですしね)

バゲット(フランスパンの一種)に載せて食べると美味しいですよ。でも、バケットの食べ過ぎには注意して下さいね。また、余ったオイルはパスタやサラダのドレッシングにも使えるので便利です。

アヒージョはバケットに載せて食べると美味しい!!

このストレス社会の中、日常を楽しむことは簡単なことではありません。忙しい生活の中、朝・昼とどうしても不規則になってしまい抜いてしまうこともあるかもしれません。また、忙しいから空腹を満たす為だけに食事をとる事を続けていると、それはただの作業になっているかもしれません。ですが、ほんの20分でいいので食事と向き合ってみて下さい。今日は何を食べようかな? あれ食べたい。料理の見た目、色・形、匂い、空間などを感じる事で、ただの作業だったものが豊かなものにかわるかもしれません。

日本健康マスター検定公式テキスト p44~】

 


辻ヒロミ(つじ・ひろみ)

管理栄養士・調理師/辻ウエルネスクッキング講師
大阪府出身、帝塚山大学卒。パリのコルドンブルー フランス料理終了。中ノ島プラザ・フレンチレストラン「ルミエール」で修行。雑誌メゾン、プチフールなどのメニュー、レシピ制作、栄養指導等務める。“家族の健康は家庭料理から”と100年続く料理の心と技を継承する。